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追憶のアイドルタイムプリパラ42話感想

※長いです

 

 

42話はしゅうかとガァララの仲直り、ミミ子とガァララの支え、そして神アイドル・みあのライブを描いたアイドルタイム屈指の神回

 

41話でガァララの闇のマイク(正式名称忘れた)でライブをした結果、自身のファンを自分で潰すという事態になってしまったしゅうか

以降ガァララにキレ散らかしたのは「利用されたことに腹が立った」のももちろんあるだろうが、自らのファンが消えるのを目の当たりにしたことで夢を奪う行為の残虐性を実感、ショックを受けたのも大きな要因の一つ

しかし、今までは夢を奪う行為を半ば肯定するような立ち位置にいたため、ショックを受けても言葉にはしなかった…深い、深いぞプリパラ…(深読みし過ぎ

 

一方ガァララ。「何が悪かったのかわからない」

環境の違いが生んでしまった悲しいすれ違い。

我々だって生きるために殺生与奪を行うことは至極当たり前であって、それが悪いとか言われたら「は?死ぬんだが。」そりゃそうだ

プリパラなので生きる死ぬの話ではないが、ガァララにとっては夢を奪うことが"活きる"ために必要なことであった

記事書いてる時点でもうこの話は解決しているが、マジで時のシステムってなんだったんだろうな。結局解除された後もなんの支障も出てないし、これでは必要性が全くわからない。アイパラの「全然わからん!」ポイントのひとつ

 

苦悶するガァララにガァルルのフォローが光る

「思っていることそのまま話せばいい」「きっとわかってくれる」

ガァルルさんは本当に周りをよく見ていらっしゃる…

倫理観も理解力もしゅうかの方が圧倒的に上なのだから、ガァララは言いたいこと言って後は任せてしまえばいい。

最初こそ勢いで衝突したが、しゅうかは既にガァララがどういう価値観を持ってるのか、どういう思いでしゅうかにマイクを渡したのか本当はもう理解できていて、その上で強がっているだけなのだから、ガァララは歩み寄る姿勢だけあればいいのだ

 

再びしゅうかサイド。

頑ななしゅうかにミミ子のフォローが入る。自分の夢は全て叶えてきたのだから、仲直りという夢も叶えなくては「しゅうからしくない」

しゅうかは誰かに「こうして欲しい」と言われても動かない。自分のことだけ考えて、自分らしく生きることを第一にしている。それを近くで見て良く理解しているミミ子だからこそできるフォロー。ちゃんとキャラが活きてるのいいぞ〜〜〜〜〜〜

しかし直後に外野(おい)のゴリ押しで閉店ガラガラ。頑固な相手に数で押すのは絶対やっちゃダメなやーつ。マイドリ聞いてるか!そういうところだぞ!

 

それを見たみあが動く。今まで静観していたのは別に面倒だったからではなく、多少の困難なら妹は自分でどうにかできるのを知っていたから。

ここぞという時だけ、間接的に背中を押してやればいい。と、妹の扱いが一番良くわかってるのはやはり姉であった

 

 

ライブ直前、まだ踏ん切りがつかないガァララ。ここであの名言が出てしまうわけですね(何

「失敗の失敗は成功なのだガァル!」

はぁ〜〜〜〜〜ガァルルおまえおまえおまえ ア^〜〜〜〜〜蘇る地下パラライブの記憶。ガァルルはプリパラで数少ない失敗シーンが描かれたアイドルだからな…

42話はしゅうかとガァララがメインだが、ガァルルの活躍も光る回。同じ境遇のガァララのため、積極的に動き、自らサシで説得を図る姿がとても印象敵。

あろまみかんと出会って以降のガァルルはいつも本当に幸せそう(真田アサミさんの演技が本当に素晴らしい)だし、ガァララにもその幸せを掴んで欲しいという思いが人一倍強いのだろう。

 

 

そしてついにセインツ・みあのライブ。メモ書きの「いっちば〜ん!」が出てからウンヶ月、引っ張ったなほんと

今までずっとアイドルタイムが貯まらずにお預け食らってたのが、本人がライブすることを告知した結果、ファンの期待と高揚だけでアイドルタイムが満タンに。さすがに草。ガバガバタイムプリパラ!

 

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ライブシーンはもう今更感想書くようなものじゃないだろう。アレンジではないDMFのOP原曲、当時を意識したコーデにステージセット、カメラワークやプリズムジャンプまで再現、そしてとどめにフラッシュグローブ

サイリウムチェンジ後のステージにも星が舞い、背景にはオーロラと演出の物量で圧倒する様はまさに神アイドル

そしてライブを見たガァララとしゅうかが歌詞を反復してそれぞれの決意に繋げるというとんでもない演出。

みあ自体がゲストキャラの扱いでありながら、ライブだけでなく6年前の曲の歌詞までもしっかり話の進行に組み込んでしまうとは…

 

ライブ後はしゅうかとガァララの和解シーン。説明不要。

泣くよね、泣くじゃん

あれほど感動的なパキりシーンいつ以来だよ

 

最後にガァララが「夢を奪うのをやめる」と宣言するシーン。

ここがまたな、軽いんだよな!言い方が!

考え込んでから言う、のではなく、さも当たり前のように言うのがとても印象的だった。

ガァルル同様、ガァララにとっても初めての友達はそれほど大きい存在なんだなということがよく分かる。素晴らしい演出。

 

しゅうか様のファンとして42話は本当に素晴らしい回だった。この記事書くにあたって録画もう一度見直したが何回見ても泣ける

 

 

そんな神回があったアイドルタイムプリパラも明日(今日)で最終回。心の準備はできたか!?俺はできてない!!あああああああああああああああああああ